ホストのバイト体験談~Part2~面接から源氏名の設定、振る舞いにおけるキャラ作りまで

2018年11月3日

ホストのバイト体験談Part2です。

前回はこちらになります。
ホストのバイト体験談~Part1~大学生のときにホストの面接のアポをとりつけるまで

それでは続きをご覧ください。

面接

私は大きく分けて人生で3回死にかけたことがある。

一回目は高校生の時。
母親による受験勉強の邪魔を日々耐えながら、寝る間を惜しんで机にかじりついていたら、突然動悸が激しくなり夜中病院に運ばれた。

三回目は社会人の時。
人間関係によるストレスに日々耐えていたら、ある日の夜突然血を吐き、その日からほとんど寝れない日が続いた。

そして二回目は大学生の時。
ホストのバイトをしていた時である。

ホストの面接当日、チャリを転がす。

やべぇ、場所分からない。
自転車を駐輪場に置き、面接場所らしきところに目星をつけて辺りを歩きまわる。
ちなみに面接場所はホストの体験入店をする場所だ。

歩き回るうち、階段に座ってる女性二人組を見つけた。
今早朝の3時半なのに女性が外にいるのか。
このときはスルーして、面接場所を探し続ける。

10分くらい歩き回るも、なかなか見つからない。
改めて地図を確認。
ちょっと行き過ぎてるな。
来た道を引き返してみた。

地図が指し示すポイントらしきところに来た。
するとなんとさっき女性二人が階段に座っていたところをGoogle Mapは指し示していた。
スマホの画面と周りの地形を何度も確認する。
地図を見る限りどうにも女性が座っている階段を上がったところっぽい。

女性A「何か探してるんですか?」

いきなり女性に話しかけられた。
びっくりした。
早朝の4時前に女性に話しかけられるなんてなかなか貴重な経験だ。

私「いや、ここの〇階に行きたいんですけど(スマートフォンの地図を見せながら)」
女性A「あぁ、それならここの〇階ですよ」

女性が上を指さす。
どうやら合ってたっぽい。

私「あぁ、よかった。ありがとうございます」
女性B「てかさっきもいましたよね。迷ってるのかと思った」
女性A「ねー」

後で知ったことだが、女性はホストの開店時間まで階段に座って待ってたらしい。
それを知って納得がいった。
なんかいきなりホストのバイトの洗礼を浴びた気がした。

階段を上がり、中に入る。
店に入ると、いきなり顔写真つきのランキングの写真が壁に並んであった。
やべぇな、ここ。
こんな世界があるのか。
近くのソファーでは男性ホストが談笑している。

「すみません、面接に来たんですけど」

店に入り、とりあえず勇気を出して談笑していたホストに話しかけた。
もう店に入った以上後戻りはできない。
話しかけるときも、ためらわずスラスラ言葉が出てきた。
なんとなく舐められたらおしまいな気がしたので、堂々と虚勢を張って話しかける。
このときほど腹が据わっていたときはない。

「あぁ、とりあえずそこのソファーに座って待ってて」

言われた通りソファーに座る。
周りのホストの先輩方はこちらにちょいちょい意識を向けつつも、談笑していた。

肩身がせまい。
やることがなく、ぼーっと店の景色とにらめっこをしていた。
いきなりこんな感じで大丈夫だろうか。

「君が面接に来た人?」

ひときわかっこいいホストに話しかけられる。
話の流れをたどっていくと、私に話しかけたホストはこの店のオーナーらしい。

「はい、そうです。」

返事をし、軽く雑談したあと面接が始まった。
ホストの方からホストについて説明を受ける。
TAXについてや罰金の制度等々。
事前にホストについて調べておいたおかげもあり、無理なく頭にルールを詰め込むことができた。

オーナー「ホストの求人はどこで見たのかな?」
私「○○です」
オーナー「○○か。てか君、よく一人で来たね(笑)ふつうは男二人でノリで来る人が多いよ」
私「そうなんですか」

確かにそうだ。
よく私一人で面接来れたな。

オーナー「ホストの面接に一人で来れたのは才能あるよ。じゃあ今日は体験入店しよっか」
私「ありがとうございます」

なんか面接に合格したらしい。
ホストの面接に一人で来たことが評価された。
もしホストになりたい人がいたら、一人で面接に来れば受かるのでおすすめする。

体験入店が始まった。
まずは源氏名を決める。

源氏名なんて考えてなかった。
正確には考えなくちゃいけないとは思いつつも、後回しにしていた。
適当にその場で源氏名を決める。
実際の源氏名をここで公開するのは恥ずかしいので、ここでは便宜上新宿スワンの主人公からとって「タツヒコ」としておこう。

オーナー「じゃあタツヒコくん、宜しく。」
私「はい」

体験入店に当たって、源氏名の他にもう一つ決めないといけないことがある。
それはキャラだ。
ホストの場合、キャラを設定した方が指名がつきやすいらしい。
キャラを決めずに相手の女性に対して臨機応変に対応すればよいのではと聞いてみたが、キャラを決めた方が指名がつきやすくなるということを先輩ホストから断言された。

例えば、「ドSキャラ」や「いじられキャラ」といったところだ。
ちなみにホストではドレスコードとして、ホストっぽい服装をすることが求められる。
ちょっと派手だったりダークな服装だ。
ドン・キホーテで売っているホストのコスプレのような服装をイメージしてもらえればいい。

私はホストっぽい服を持っていなかった。
よってホストのバイトにはリクルートスーツで出勤していた。
そのせいで私のホストにおいてのキャラは「就活生キャラ」になった。(もちろん「就活生キャラ」に需要はない)

いよいよホストの仕事が始まる。

不安と緊張に怯えながら、開店時間を迎えた。

終わりに

ここで一度切ります。

次はいよいよホストクラブの体験入店です。
ホストのバイト体験談~Part3~いよいよ体験入店!大学生がホストクラブのバイトした結果

ちなみにホストのデメリットについてはこちらの記事にまとめてみました。
よろしければぜひご一読ください。
ホストやボーイズバーなど夜の仕事をやるべきでない理由とは?将来性がない!?

最後までお読みいただきありがとうございます。